TRINC文庫

 TRINCが発行する静電気と異物に関する書籍とTRINCが登場する各種書籍を集めました。静電気と異物は嫌われ者ですから、できるだけ分かりやすくすることで中高生から一般社会人まで広く読んでいただけるように配慮しました。私の恩師である元アクセンチュアーのROY L.HARMON氏のご指導を受けて英語版も用意しました。世界中の方々に読まれて静電気・異物対策がますます発展することを願ってやみません。

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 トリンク スクラップブック 

スクラップブック
2016
中高校生から一般社会人向けです。
静電気と異物についてわかりやすくかきました。
英語版もありますよ!

TRINC文庫>出会いその時
広報・PRの基本

企業トップが語る

出会いその時

Encounter-time

中部経済新聞社




出会いその時
 人には成長とともにいろいろな出会いがあります。
何気ない出会いが、その後の人生に大きな影響をもたらす事もあります。
企業や団体トップに半生を振り返ってもらい、その中で印象に残る
「出会い」を掘り下げ、その人となりに深く迫ります。


技術者の世界観を一変

”恩師”ハーマン氏に感銘


技術者の世界観を一変

”恩師” ハーマン氏に感銘

TRINC社長 高柳真さん

 ”静電気とホコリ”に起因する不良対策の装置・設備を開発・販売しているTRINC(トリンク)。 トヨタ自動車をはじめ、自動車や家電などの有力メーカに豊富な導入実績を持ち。 2006年には、経済産業省から「日本の明日を支える”元気なモノ作り中小企業300社」に認定されるなど、 力強い成長をつづけている。「創業者の高柳社長が技術者としての世界観に大きな影響を受け、今も”恩師”と仰ぐのが、 米国の技術コンサルタントのロイ・L・ハーマン氏だ。

 ●高柳さんがハーマン氏と出会ったのは、ヤマハ発動機の社員だった1977年。 ハーマン氏は、ヤマ発の生産管理システム構築のプロジェクトへの協力を依頼され、米国のコンサルティング会社から派遣されてきた。

恩師ハーマン氏と高柳真  「彼は、コンサルティング会社のコンサルティングという立場。会社から先方に支払う月額報酬は、当時の我々の月給の10〜15倍と聞いて驚いたが、 それほどの人物だった。 生産管理システムは、のちにPYMAC(=パイマック、汎ヤマハ生産管理システム)と命名されたもの。 根本文夫常務の呼びかけでスタートしたプロジェクトで、@オートバイは、部品など外注案件が多いので、外注先まで含めたシステムを構築する A当時は部品の発注数量ひとつとっても、ミスが生じてから修正に追われていたが、ミスの発生そのものを防ぐ ”インプット段階での修正”を確立する−などを目的としていた」

PYMAC旗  ●81年に完成し、コンピュータによる生産管理の先駆けともなったPYMAC。高柳さんはハーマン氏に会社の現状を伝え、ハーマン氏が設計した基本システムを会社に説明する役割だった。
 「衝撃的だったのは、それまで混沌としていて当然と思っていた人間の行動を、コンピュータと協調できるほど論理体系化するノウハウが、 既に確立されていることだった。 日本人の現場作業者には、仕事の室を向上させるための自発的な努力を期待できるが、米国の低賃金労働者には、そうした向上心は期待できないケースが多い。 だが、米国の企業は、その点は早々と割り切った上で本人の向上心には関係なくミスの削減、品質の向上が進むようなシステムを組み上げる。
 ハーマン氏は私の目の前で、せっせと現行を書きながら説明してくれたが、”基準生産計画””所要量計画””在庫管理””技術情報管理”という生産管理における 4つの中心部だけでなく各項目から”工場管理”や”工場保全”など、無数の技術の枝葉がわかれ、そうした周縁部ひとつひとつがまた、体系だったシステムを備えている。早稲田大学の理工学部出身で、電算室の課長だった先輩に説明したとき、”こでだけで本を一冊書ける”と驚かれたことは今でも覚えている。

 ●幼少のころからクラシック音楽を愛好してきた高柳さん。ハーマン氏のシステムにはクラッシク音楽のような秩序と透明感を感じたという。

「雑多な演奏者たちが、指揮者のタクトの一振りで、曲ごとに全くことなる世界観を、完璧な秩序のもとで表現して行く。 工業生産の世界で、同じような一糸乱れぬ人間行動を表現できるとは夢にも思っていなかった。 当時の日本の製造業界は、。”システム”という懸念自体が一般的ではなく、従来の業務プロセスとあまりに異なる内容に、社内を説得することが困難だった。 役員に、新しい発想に頭を切り替えてもらわないと会社が革新できないと訴え、”何様のつもりだ”と怒鳴られたこともある」

 ●こうした困難を乗り越えて、システムは完成。海外でも反響を呼んだが、そのことは同時に、高柳さんに会社をさる時期がきたことも感じとらせた。

 「米国や英国の生産管理協会の講演会で発表すると、大きな反響を呼んだ。
出席していた日本能率協会の国際部長から、 ”日本は今まで、海外から技術や先進思想を導入し学んできたが、これが逆輸出元年になる”との賞賛の言葉もいただいた。 だが、システムが完成したあとは、それを運用する人間が活躍する番。 つくる側の人間である自分の役目は終わったな、と感じたとき、会社をやめることを決めた。」

 ●ハーマン氏と共同で仕事をしたのは4年間だったが、その後も親交はつづいている。

高柳真プロフィール  「私の新築の家にも来て、娘を抱いてくれた。転職先の会社や、私が立ち上げた会社(TRINCの前進)にも来てくれたし、 毎年クリスマスカードを送ってくれる。 私も彼のシカゴの家を訪問したし、自社製品の携帯FAXをプレゼントしたこともある。 驚いたことに、今回の取材を受けるにあたり、ハーマンとの写真を探していたとき、彼から2年ぶりの連絡が入ったんだ。 ”ずいぶん音沙汰がないが、元気にしているか”とね 人の縁の不思議を感じたよ」


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